白又 優理

弁護士法人稲葉セントラル法律事務所の白又です。

依頼者に寄り添い、最善の結果を実現できるよう尽力いたします。

「できる限り広く、救いの手を差し伸べられるような存在になりたい」と思うきっかけとなった部活動

私は大学時代、法律相談部という部活に所属していました。

そこでは週に一度、市営施設の一画を借りて、市民の方々の法律相談を無料で受けるという活動を行っていました。

法律相談の内容は様々で、ご近所トラブルから将来生じる相続の不安まで、言ってみれば「法律知識のある学生にちょっと聞いてみたい困りごと」といったものが多かったように思います。

 

あるとき、本人訴訟をされている方が来られ、準備書面のチェックをしてほしいとの相談を受けました。

本人訴訟とは、弁護士等を付けずに自力で訴訟を行うことをいいます。

準備書面とは、訴訟で用いられる、自分の主張を書いた文書をいいます。

私はその相談を受けて、「世の中には沢山の弁護士がいるのに、その手が届かない存在がいる」という事実に衝撃を受けました。

もちろん本人の意思で弁護士を付けない方もいますが、その方は違うようでした。

私たちが活動していた場所はいわゆる地方都市で、弁護士の数も十分に足りている地域でした。

 

それまで「人の役に立ちたい」という漠然とした思いから弁護士を志していましたが、この相談を経て、「何らかの事情で弁護士のサポートが届いていない方々にも、できる限り広く、救いの手を差し伸べられるような存在になりたい」と強く思うようになりました。

 

音楽を通じて学んだ「正解のない問題」への意識

私は幼少期からピアノを習い、演奏だけでなく、作曲や即興、合奏等広く音楽を学んでいました。

音楽は勉強とは違い、正解というものが存在しません。また、スポーツのように勝敗を決する明確な基準もありません。

それにもかかわらずコンクールでは優劣をつけられるので、何が「正解」なのかが分からず苦労しました。

作曲のような創作性の高いものはもとより、演奏のような再現芸術でも、技術にとどまらず、曲への理解やその表現力が求められました。

 

毎日音楽と向き合い、導き出した自分なりの「正解」が、受賞という形で評価されると、苦しんだ分、喜びもひとしおでした。

 

こうして、「正解のない問題」に対する意識が人一倍強く育まれたように思います。

 

依頼者に寄り添い、ともに「正解」を探します

私は、皆さんが抱える法律問題も「正解のない問題」だと考えています。

 

もちろん法律の規定によって一義的に決まる部分もありますが、ひとりひとり考えも環境も違うので、同じようなケースであっても、目指すべきゴールは当然異なるはずです。

 

皆さんに寄り添い、ともに最善の結果を模索し、皆さんなりの「正解」を実現できるような弁護士を目指しています。

そのためには、まず、皆さんが話しやすい雰囲気を作り、皆さんの言葉ひとつひとつに耳を傾けることをお約束します。

 

弁護士というと敷居が高く感じられるかもしれませんが、「こんなこと相談していいのかな」「これって法律問題なのかな」と思うことこそ、お気軽にお話しいただければ幸いです。

 

皆さんのご来訪をお待ちしています。

 

経歴・プロフィール

出身地

  • 富山県富山市

 

経歴

  • 平成27年3月 富山県立富山中部高等学校 卒業
  • 平成31年3月 神戸大学法学部 卒業
  • 令和3年3月  神戸大学法科大学院 修了
  • 令和4年9月  司法試験合格 76期 修習地:札幌
  • 令和6年1月  弁護士法人稲葉セントラル法律事務所 入所

好きなこと

旅行、美術館巡り、ピアノ、キックボクシング(初心者)

取扱分野

  • 民事全般
  • 刑事

 


 

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